- CBDワックスにはどんな効果があるの?
- 他のCBD製品と比べて、効果に違いはある?
- 他のCBD製品よりも良く効くって本当?
あなたは今、こんなことを考えていませんか。
CBDワックスは、麻から取れる主成分の1つ「CBD」を濃縮した固形状のCBD製品です。大麻のフレーバーを再現した製品が多いことや、少量の摂取で効果をしっかりと実感できることから、CBD愛好家に人気があります。
すでにCBDオイルやCBDリキッドを試し、「次はCBDワックスを試してみたい」と考え、CBDワックスの効果が気になっている人も多いはず。
結論からいうと、CBDワックスには以下6つの効果が期待されています。
上記6つの効果が期待されています。CBDワックスはCBD濃度が高く、またCBD吸収率が高い摂取方法でCBDを摂取するため、しっかりと効果を実感できます。
この記事ではCBDワックスの効果について、以下4つの内容を理解できます。
この記事を読めば、上記4つの内容をしっかりと理解することができます。ぜひ最後までご覧ください。
では解説していきます。
CBDワックスは「すぐに、しっかりと」効果が出るのが特徴

CBDワックスは、摂取してから「すぐに、しっかりと」効果を感じられるのが特徴です。
「すぐに、しっかりと」効果を感じられる理由は、CBDワックスの摂取方法にあります。CBDワックスは、ワックスを熱し、蒸気にして吸い込むことで、肺からCBDを摂取します。肺からCBDを摂取することで、他のCBD製品に比べ、素早く、効率的にCBDの効果を感じられます。
以下の表は、製品別に、効果が出るまでの時間とCBD吸収率をまとめたものです。
効果が出るまでの時間(分) | CBD吸収率(%) | |
CBDワックス | 2~15 | 11~45% |
CBDオイル | 15~30 | 最大35% |
CBDエディブル | 30~90 | 6~20% |
上記のように、CBDワックスは他の製品に比べ、効果が出るまでの時間が早く、CBDの吸収率も高くなっています。次の章では、CBDワックスに期待される6つの効果を解説していきます。
CBDワックスに期待される6つの効果

CBDワックスに期待される効果は以下の6つです。
1つずつ、解説していきます。
リラックス効果
CBDワックスに期待される効果の1つ目は、「リラックス効果」です。
CBDワックスには、心身をリラックスした状態に導く効果が期待されています。CBDが脳内のセロトニン受容体( 5-HT1A)の働きを促進することで、脳の興奮を鎮静させ、心身をリラックスした状態に導きます。セロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、リラックスには欠かせない物質です。
実際に、NIH(アメリカ国立衛生研究所)内の論文にはCBDがセロトニン受容体に働きかけるとの結論が示されています。
CBDが5-HT1A受容体を介した神経伝達を促進することにより、ストレスに対する急性の自律神経反応とそれに伴う感情の結果を減弱させることを示しています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
上記のように、CBDは「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの受容体に働きかけることで、リラックス効果が期待されています。
筆者は、CBDワックスを日常的に1年半ほど使用しており、リラックス効果を体感しています。就寝前の時間に摂取することが多く、仕事による肉体的、精神的な疲れを癒すために欠かせないものとなっています。
上記のように、CBDワックスにはリラックス効果が期待されています。
不安の軽減
CBDワックスに期待される効果の2つ目は、「不安の軽減」です。
CBDワックスには、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの不安障害にも効果があると期待されています。有効性や安全性を調査するための「前臨床試験」では、CBDがPTSDなどの不安障害による不安行動を減少することが示されました。
前臨床試験において、CBDはPTSD、GAD、PD、OCD、SADなどの複数の疾患に関連する不安行動を軽減し、不安誘発作用がないことが明確に証明されています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
上記のように、CBDワックスには、不安を軽減する効果が期待されています。
睡眠の改善
CBDワックスに期待される効果の3つ目は、「睡眠の改善」です。
CBDワックスは不眠の改善に効果的であると考えられています。実際にCBDを摂取したことで、不眠がかなり改善されたとの論文も存在します。
CBD単独または同量のTHCが不眠症の症状を緩和するのに有益であることを示唆しています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
筆者も、CBDワックスを摂取することで睡眠の改善に効果があったと実感しています。満足な睡眠をとれない日々が続いていた状況でCBDワックスを摂取したところ、しっかりと睡眠を取ることができました。
上記のように、CBDワックスには不眠の改善効果が期待されています。
痛みの緩和
CBDワックスに期待される効果の4つ目は、「痛みの緩和」です。
CBDには、抗炎症作用が期待されています。炎症を起こしている箇所に対して、CBDが炎症を鎮めるために働きかけます。頭痛などの慢性的な痛みにも、CBDが神経の炎症を抑えて、痛みを発する物質の生成を抑えるように働きかける作用があります。
大麻の主要な非中毒性成分であり、セロトニン(5-HT)1A受容体と相互作用するカンナビジオール(CBD)は、鎮痛作用および抗不安作用を有することが臨床研究により示されています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)(本文を当サイトにて翻訳)
上記のように、CBDワックスには痛みを緩和する効果が期待されています。CBDワックスは他のCBD製品と比べて、すぐに効果を実感できるため、素早く痛みを押さえたいときなどに魅力的な製品です。
抗うつ作用
CBDワックスに期待される効果の5つ目は、「抗うつ作用」です。
軽度のうつ症状であれば、CBDワックスが効果的であると期待されています。CBDは、セロトニン受容体に働きかけることが分かっています。セロトニンが生成されることによって、精神を安定させて、ポジティブなマインドを形成させやすくなることがわかっています。
実際に、うつ病や不眠で悩まされている人を対象に、CBDに関するアンケートが実施され、CBDによって気分の改善がみられ、処方薬よりもCBDを使いたいとの回答が得られました。
回答者の大多数(53%)は、CBDによって全体的に気分が良くなったと主張し、回答者の88%は、精神科医からの処方薬よりもCBDを服用する可能性が高いと回答しています。
引用:NIH(アメリカ国立衛生研究所)
さらに、上記のアンケートを詳しくみてみると、CBDを摂取し「気分がよくなった気がする」と回答した人も含めると、実に88%もの回答者がCBDによって気分の改善がみられたと回答しています。
上記のように、CBDワックスには、抗うつ作用や、気分を改善する効果が期待されています。
抗酸化作用
CBDワックスに期待される効果の6つ目は、「抗酸化作用」です。
CBDには抗酸化作用が期待されています。「抗酸化作用」とは、活性酸素から、身体を守る作用のことです。抗酸化作用によって、動脈硬化・がん・老化・免疫機能の低下などを防ぐ効果があると言われています。
CBDには、ビタミンCやビタミンEよりも強力な抗酸化作用があるともいわれており、生活習慣病などの予防にも効果的であると期待されています。
以上が、CBDワックスに期待されている6つの効果です。
さまざまな効果が期待されているCBDワックスですが、安全性が気になる方もいるはず。次の章では、CBDワックスの安全性について解説していきます。
CBDワックスの安全性は高い|ただし、副作用がでることも

結論からいうと、CBDワックスは「身体に大きな害を及ぼす危険性は少ない」ため、安全性が高いといえます。実際に「CBDには乱用や身体に害を及ぼす可能性は低い」と、WHO(世界保健機関)にも明記されています。
カンナビジオール(CBD)は乱用の可能性や害を及ぼすことはないようです。
引用:WHO(世界保健機関)(当サイトにて本文を翻訳・一部編集)
上記のように、CBDワックスの安全性は国際的に認められていると言えます。しかし、CBDワックスの効果には個人差があるように、CBDワックスを摂取したことで、以下5つの副作用が起こることがあります。
初めてCBDワックスを摂取する方は、不快な副作用を経験しないために、少量から摂取することをおすすめします。万が一、身体に合わない場合はCBDワックスの摂取は控えましょう。
筆者は、CBD製品をほぼ毎日、1年以上摂取していますが、上記のような副作用を感じたことはありません。ただし、疲れているときに摂取すると、眠気をもたらす作用があると感じています。
上記のように、CBDワックスの安全性は高いものの、場合によっては副作用が出る可能性があります。
次の章では、CBDワックスを使う前に知っておきたいポイントを解説していきます。
CBDワックスを使う前に知っておきたい5つのポイント

CBDワックスを使う前に知っておきたいポイントは以下の5つです。
CBDワックスは、ワックス単体では摂取できません。CBDワックスを気化する専用の機械が必要です。初めてCBDワックスを購入する方は、専用の機械も併せて購入しましょう。
また、CBD製品の効果や適量には個人差があります。筆者も毎回体感を確認しながら、ワックスの量を調節しています。特にCBD製品を使うことに慣れていない方は、少量ずつCBDワックスを試すことをおすすめします。
薬との併用にも気をつける必要があります。CBDと薬を併用することで、CBDの副作用を助長したり、薬の効果を強めてしまう可能性があります。日常的に薬を服用している方は、医師や看護師と相談してからCBDワックスを使用することをおすすめします。
ここまで、CBDワックスを使う前に知っておきたいポイントを解説しました。
CBDワックスの知っておきたいポイントを押さえたところで、実際にどのようなCBDワックスを選んだらよいのか悩んでいる方も多いはず。次の章では、CBDワックスの選び方について、ポイントを4つに分けて解説していきます。
CBDワックスの選び方|4つのポイントを解説

CBDワックスを選ぶ時に、重要なポイントは以下の4つです。
1つずつ解説していきます。
ワックスの選び方の1つ目は、「CBDワックスの濃度」です。
CBDワックスは、製品によって濃度が異なります。高濃度なものほど、一度に摂取できるCBDの量は増えるものの、むせやすくなるため、注意が必要です。
CBDワックスを初めて購入する人は、CBD濃度の低い製品から試すことをおすすめします。CBDワックスに慣れてきたところで、徐々に高濃度の製品を購入することで自分に合った製品を見つけることができます。
ワックスの選び方の2つ目は、「CBDワックスのフレーバー」です。
フレーバー(味)はブランドによってさまざまです。初めての方でも摂取しやすい、「レモン風味」などのフルーティーなフレーバーや、「OG Kush(OGクッシュ)」など、大麻のフレーバーを再現した本物志向の製品も。
ご自身に合った好みのフレーバーを見つけていくことも、CBDワックスの醍醐味のひとつです。
ワックスの選び方の3つ目は、「CBDワックスに含まれる成分」です。
国内で販売されているCBDワックスは、CBD以外の成分(CBNやCBG、テルペンなど)が含まれている製品(違法成分のTHCは除く)の「ブロード・スペクトラム」と、CBD単体から作られている製品の「アイソレート」に分けられます。
よりしっかりとした効果を求めるひとには「ブロード・スペクトラム」がおすすめです。なぜなら、CBDを単体で摂取するよりも、CBD以外の成分(CBNやCBG,テルペンなど)を一緒に摂取することで、それぞれの成分同士が相互の働きを助け合う、「アントラージュ効果」が期待されるからです。
CBDワックス選びのポイント4つ目は、「CBDワックスの形状」です。
蜂蜜のように粘り気があるものから、固形状のものまで、ブランドによって様々な形状の製品があります。あまりにも硬い製品は、摂取する際に扱いにくく、不便に感じることがあります。購入前にリサーチし、自身の好みに合った形状の製品を選ぶことをおすすめします。
以上4つが、CBDワックスを選ぶポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に記事のまとめをしていきます。
CBDワックスは、摂取してから「すぐに、しっかりと」効果を感じられるのが特徴だと解説しましたね。
CBDワックスに期待される効果について解説しました。CBDワックスに期待される効果は、以下の6つでした。
つづいて、副作用について解説しました。
以下5つが主な副作用でしたね。
さらに、CBDワックスを使う前に知っておきたいポイントを解説しました。
以下5つが使用上の注意点です。
最後に、CBDワックスを選ぶ際のポイントを解説しました。
以下の4つが選び方のポイントでした。
以上が記事のまとめです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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